肝臓病になった犬猫のためのペット救急箱

ペットを肝臓病から守りたい!肝臓と上手につき合っていくための百科事典

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犬猫の肝臓の働きと病気の関係

このページでは、犬と猫の肝臓の働きや、関連する病気について解説します。

犬の肝臓病について
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猫の肝臓病について
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犬の肝臓と病気

人間と同じように犬の肝臓にも、体の中に入りこんだ毒素や生成された毒素を、分解し無害化する働きがあります。栄養を保存する働き・血液の主成分を作る働きなど、全てをあわせると、肝臓には1,500種類もの機能があるのだとか…!
だからこそ、肝臓の機能が低下してしまうと命にかかわるのです。

ただし、犬の肝臓には、痛みを感じる神経が通っていません。
肝臓になにかしらの異常が生じても、自覚症状があらわれにくい上、飼い主さんも気づきにくいというやっかいな一面もあります。異変に気づいたときには、病状がかなり進行していることも…。

犬の場合、かかりやすい病気の第5位が「肝臓疾患」という調査結果もあります(楽天・ペット保険の調査結果より)。特に、大きな病気をしたあとや年齢を重ねた子だと、肝臓病を発症する可能性がさらに高くなるため、普段から健康を意識する必要があるでしょう。

いかに初期のかすかな症状に気づいてあげられるかが、犬の肝臓を守るための重要なポイントです。食欲不振・体重の減少・頻尿・水の大量摂取など、よく観察してみると、健康なときとは違う変化が必ずあります。日ごろの体調チェックが、なによりも大切ですよ。

猫の肝臓と病気

猫の肝臓についても、犬と大きな違いはありません。ただし、猫は体が小さい分、肝臓にダメージを負うと肝臓病におちいりやすいという注意点があります。

また、猫特有の肝疾患である「肝リピドーシス」という病気にも注意が必要です。

肝リピドーシスは「脂肪肝」とも呼ばれ、さまざまな原因により、脂肪が必要以上に肝臓に蓄積してしまう病気です。2~3日ごはんを食べないだけで発症してしまうので、ただの食欲不振と甘くみてはいけません。

また、猫は犬より自立性が高いため、飼い主さんには辛い様子を見せない場合も…。
症状がわかりづらい上、発見が遅れると、すぐに命にかかわる可能性が高いといわれています。他の動物より、注意深く観察してあげることが大切です。