肝臓病になった犬猫のためのペット救急箱

ペットを肝臓病から守りたい!肝臓と上手につき合っていくための百科事典

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肝臓に良いサプリを与える

このページでは、犬・猫の肝機能をサポートしてくれる、おすすめの成分を紹介していきます。

ペット用サプリメントを選ぶときは、価格や知名度ではなく、ペットの健康管理に役立つ成分かどうかしっかり確認してくださいね!

ペットサプリでかしこく食事管理

一般的なペットフードだけでは、犬や猫の肝臓の働きを高めることは難しいでしょう。

本当は、好みや健康状態を知っているわたしたち飼い主が、肝臓にいい食材で彼らの食事を自作してあげるのがいちばん。ですが、いくら愛犬・愛猫のためとはいえ、毎回食事を自作するのも大変ですよね。

そこで活用したいのが、ペット用のサプリメント。かしこく使えば、お手軽にペットたちの食事管理ができるうえ、食事を手づくりする手間もはぶけて一石二鳥です。

健康そうな犬の写真

だからといって、ペットサプリであればどれでもいいというわけではありません。

しっかりと、犬や猫たちの肝臓の働きを助ける成分にこだわったサプリでなければ、あげても作用は期待できないでしょう。では、どのような成分が犬・猫の肝臓にいいのでしょうか。

【犬・猫の肝臓に働くおすすめ成分】

ニカショウ(荷花掌)

世界有数の長寿村として有名な中国広西バーマヤオ村で発見された、ベンケイソウ科の多肉植物です。

カロテノイド・フラボン・ポリフェノール類・核酸・サポニン・多糖類を豊富に含んでおり、肝臓機能の改善や胆泥症の改善などの効果が報告されています。また、血糖値・コレステロール値の抑制効果が期待できるようです。

マリアアザミ(ミルクシスル)

キク科オオアザミ属の多年草です。英語名はミルクシスル。シリマリンと呼ばれるフラボノイドの複合体を含み、有害物質や特定の薬で起こる肝臓へのダメージを軽減し、保護する働きが期待できます。

摂取後に胃の不調や軽いアレルギー症状が出るケースも見られますが、嘔吐や麻痺などの重い症状は現れません。血糖値を下げる薬の効果を強めるため、飲む時間はずらしたほうが良いでしょう。

β-グルカン

大麦やキノコ、メシマコブなどに含まれる多糖類で、免疫を強化して癌の進行を抑える効果を発揮します。最近では大麦由来のβグルカンを使った研究で、冠動脈疾患や糖尿病などのリスクを下げる働きが見つかり、健康維持に欠かせない成分として注目され始めました。

AHCC

キノコの根っこに当たる菌糸体を長期間培養し、より効果を高めた多糖類の化合物です。分子の大きさがβグルカンよりも小さく、体内に吸収されやすいのが特徴。低下した免疫の向上や栄養状態の改善など、多数の効果が証明されています。

BCAA

エネルギーのもとになる必須アミノ酸、バリン・ロイシン・イソロイシンをまとめたものを構造からBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼びます。筋たんぱくの合成促進とともに分解を抑制。運動によって筋肉が消費されるのを予防します。BCAAは主に筋肉で代謝されるので、弱った肝臓に負担をかけることなく栄養が補給できます。

アガリクス

免疫賦活作用をはじめ、がん予防や抗がん作用があるとされるキノコです。たんぱく質やビタミン、ミネラルなど不足しがちな栄養素が多く含まれているほか、βグルカンが豊富に含まれています。そのため、免疫機能の向上が期待できます。

プラセンタ

アミノ酸・たんぱく質・糖質・ビタミン・核酸・活性ペプチド・脂質酸・脂肪酸・ムコ多糖体・ミネラル・酵素などがふんだんに含まれており、肝臓の栄養補給や負担を軽減するために役立ちます。

SAMe(S-アデノシルメチオニン)

1950年代に発見された、メチオニンから作られる成分です。もともと体内に多く存在しており、生体内で重要な役割を持っているといわれています。

肝疾患やうつ病になると体内のSAMeが異常に低くなることから、最近では肝疾患の治療に役立つとの考えも。動物実験では肝疾患に有用だというデータが示されているため、ペットの肝疾患を軽減するためにサプリに配合されるケースもあります。

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