肝臓病になった犬猫のためのペット救急箱

ペットを肝臓病から守りたい!肝臓と上手につき合っていくための百科事典

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肝臓がん

ここでは、犬や猫の肝臓がんについて、原因や症状、治療方法などを紹介します。

犬の肝臓がんについて
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猫の肝臓がんについて
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犬の肝臓がん

「静かなる臓器」「サイレントキラー」といわれるほど、病気になっても症状が出にくい肝臓。なかでも、肝臓がんはとくに症状に気づきにくい病気です。

肝臓がんの症状は、食欲不振・おう吐・元気がなくなるなどです。
年をとった犬だと見落としがちですが、少しでも異変を感じたら獣医さんに相談することが大切。進行してしまうと血便がでるようになり、素人でも明らかに異変がわかりますが、ここまでくると回復はかなり難しいでしょう。

犬の肝臓がんを治療する方法

犬の肝臓がんを治療する方法は、ほとんどの場合、がんを除去する外科手術が選択されます。

ただし、老犬や小型犬などは手術するための体力が持たないため、痛みを緩和するといった延命処置の治療が中心となります。全快させるのは、難しいかもしれません…。

しかし、早期発見の場合は、かなりの確率で回復させることが可能です。

犬の場合、人間の肝臓がんと比べると程度が軽いことが多く、進行する前に除去さえしてしまえば命を脅かされることはありません。手術で患部を除去するとともに、ワクチンや投薬でがんに対する耐性を高めれば、再発リスクも抑えられます。

犬の肝臓がん治療、最大のポイントは、いかにすみやかに発見してあげられるかなのです。

猫の肝臓がん

人間や犬に比べると、猫はがんにかかりにくいといわれています。
犬は人間の生活習慣に近いのに対し、猫は体質的にも生活習慣的にも人間とは違う部分が多いので、がんのリスクが低いようです。

だからといって、猫が肝臓がんにならないわけではありません。肝臓がんに「なりにくい」だけであって、一度がんになってしまうと重症化するまでが早いのです。

猫のがんの原因としては、老化・紫外線の影響・遺伝・ホルモンバランスの変化・放射線などがあげられますが、受動喫煙やアスベスト、磁場、ウイルスが原因の場合もあります。

猫の肝臓がんを治療する方法

猫の肝臓がんを治療する方法は、手術による外科療法が一般的です。ですが、犬よりもからだが小さい猫の場合、体力的な問題で手術できないことも…。

手術ができない個体や、早い時期に発見できた個体は、化学療法・薬物療法・免疫療法・放射線療法・代替療法などを、症状や進行具合、個体の状態にあわせて選択していきます。

いずれにしても、犬と同じように、早期発見こそが命をつなぐ最大のポイントだといえるでしょう。